「typographics t」307号 [特集] Typojanchi 2023

[特集] Typojanchi 2023
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“「Typojanchi 2023: International Typography Biennale—Open Quotation Marks, Close Quotation Marks」は、文字と音、視覚と聴覚、物と身体を結びつけ、実験と実践に火をつけるタイポグラフィに焦点を当てます”
タイポジャンチには何年も前から行きたいと思っていた。「ジャンチ」は韓国語で「祭り」という意味で、タイポジャンチはデザイナーで構成された実行委員会が主催するビエンナーレ形式のタイポグラフィ展。開催ごとに「タイポグラフィと○○」というテーマが変わり、2023年の○○は「音」でした。 2023のディレクターであるパク・ヨンジュと彼女のチームに、タイポグラフィ・展覧会そのもの、そして個人的な目標について取材しました。
編集長 ブラザトン・ダンカン

[連載] JTA TOURS


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国内だけでなく海外にも散在している日本タイポグラフィ協会の会員を紹介するコーナー。タイポグラフィへの取り組み、デザインに対しての考え方、今後のチャレンジなどの内容とともに、普段のお仕事も拝見。さらに各会員が活動している地域のおすすめスポットを紹介。毎号2人が登場。
JTA TOURS 015:安藤真理 & 名古屋市
JTA TOURS 016:杉崎真之助 & 大阪市

[連載] アドベンチャー・タイプ Episode 8 「開催!『エモい会』」
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「いってみよう、僕らと今、新書体の制作へ~ヘイ!」
日本タイポグラフィ協会の新書体制作へと大冒険中のダンカン・オガワ・カンダ。 今回のエピソードでは、文字制作イメージマトリクスに出ってきた「エモい」というキーワード、は実際に何?と3人が困っています。八十島博明氏、舟山貴士氏、大崎善治氏をゲストとして文字目線でもうちょっと調べてみるため「エモい会」を開催!

[連載] GLOBAL TYPE RELAY: ZURICH, SWITZERLAND(Isabel Seiffert)
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バトンリレー形式で国際的タイポグラフィデザイナーを紹介する英文での連載記事。次の方を紹介してもらう際に1つだけ条件があります。次回は別の国の方へ。世界の文字デザイナーを通して最終的にどこまで行き着くか分からない楽しい企画。
第8回 はチューリッヒ市在住エディター・デザイナー、イサベル・サイファート氏。

[連載] 21世紀の欧文書体(第12回)
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欧文書体を紹介するウェブサイト「TypeCache」の運営のほか、『定番フォントガイドブック』の共同執筆者であるタイプキュレーター Akira1975氏が紹介する、いま「世界で当たり前」の書体ファンダリーと新しい欧文書体。毎回2つのフォントを選んで詳しく掘り下げます。
第12回では「Geogrotesque」(書体ファンダリーEmtype Foundry)と「Apex New」(書体ファンダリーLabor & Wait)を紹介します。

[連載] 組版とDTPとタイポグラフィ(第12回)
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書籍デザイン・組版・DTP、欧文組版監修、組版セミナー講師などに携わるコン トヨコによる、実務に役立つ、美しい組版を実現するために知っておきたい「マイクロタイポグラフィ」のための基礎知識。
ルビの種類や字形を知ろう!第12回では、ルビの種類や配置、拗促音の扱い、ルビ字形などを紹介します。

日本タイポグラフィ協会のInformation
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・日本タイポグラフィ年鑑2024の審査会及び受賞報告
・日本タイポグラフィ年鑑2024作品展、第69回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展(九州)
・新入会員の紹介

MORISAWAフォントの連載広告「字空便」07
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毎回デザイナーがモリサワのフォントのフォルムに注目して空間を「ジクる」広告。
デザイナー:株式会社マークルデザイン、JTA会員の武井衛(Mamoru Takei)。

記事作成者
日本タイポグラフィ協会事務局