「typographics t」310号

[特集] 書家 井茂圭洞
——
書道を大きく分けると、中国の古典文学を書く漢字書道、日本の古典文学を書く仮名書道、近代詩文書を読みやすい字形で書く調和体、そして第二次世界大戦後に生まれた前衛書道の4つのジャンルが存在します。
これらの伝統文化を継承してきた書道界の中から、2023年に文化勲章を授章された書家、井茂圭洞先生から作品制作についてお話を聞くことができました。「書道」のユネスコ無形文化遺産登録に向けての中心的存在として尽力されており、88歳になられた現在も第一線で日本の文字文化を表現する姿勢と経験を知ることは、グラフィックデザインやロゴタイプ、書体を制作する私たちにとって、遠いようで近い、とても得ることの多い機会となることでしょう。

こちらからご購入できます。

編集長 ブラザトン・ダンカン

記事作成者
BrothertonDuncan
BrothertonDuncanの顔写真
オーストラリア出身で、2001年より日本に在住し、GRAPHIC DESIGNER+THINKER+WRITERとして活動しています。デザイン以外にも英訳の仕事を受ける。大阪医科薬科大学と京都芸術大学でデザイン専門英語、奈良芸術短期大学で編集デザインを担当。2011年に入会、現在は西部研究会委員会の担当理事。クラフトビール好き。最近新しいチェーンソー購入。普段、母国語より関西弁しゃべっている。