「typographics t」308号

[特集] 篠原榮太からの贈り物

篠原榮太氏は紹介するまでもないでしょう。本協会の創設者の一人であり、デザイン業界の重鎮として、デザインした数々のタイトルは一般にもよく知られています。今回の特集に作品を選ぶことは不可能に近いとすぐに気付きました。彼が遺した仕事は多岐にわたり、あまりにも膨大だったからです。篠原榮太という人物と作品もいくつか知っていましたが、この特集を通して50年以上にわたり彼が成し遂げた仕事の量を垣間見ることができ、大変感銘を受けました。
協会員に篠原氏のことを尋ねると、「贈り物をよくいただいた」という共通のコメントがありました。この「篠原榮太からの贈り物」特集が、篠原氏からJTAの現在と未来のメンバー全員への「最後の贈り物」のようなものになることを、t誌編集チームと共に願っております。

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編集長 ブラザトン・ダンカン

制作者
BrothertonDuncan
BrothertonDuncanの顔写真
オーストラリア出身で、2001年より日本に在住し、GRAPHIC DESIGNER+THINKER+WRITERとして活動しています。デザイン以外にも英訳の仕事を受ける。大阪医科薬科大学と京都芸術大学でデザイン専門英語、奈良芸術短期大学で編集デザインを担当。2011年に入会、現在は西部研究会委員会の担当理事。クラフトビール好き。最近新しいチェーンソー購入。普段、母国語より関西弁しゃべっている。