「水をイメージした、大田区北糀谷マンション『Faucet』ロゴタイプ」の解説・ストーリー

私の妻の父は、ステンレス素材を使った、オリジナル形状の工業製品をつくっている。“大沢製作所”兼“自宅”であった場所は、土地の契約条件から、工場を移転し、マンションを建てることになった。

先代から50年以上、同じ場にいた。どうせマンションを建てるなら、と、義父は地域貢献になることを考えた。そこで、技術を生かし、貯水タンクを地下に置き、災害時、周囲に水を提供できるつくりにした。

「Faucet」というマンション名は、“蛇口”を意味する。地域に対する、想いの入口。そして、継承。そんな、やさしい雰囲気を感じる、ロゴタイプとなった。これからも、より良い循環を築く場になってくれることを、心から願ってやまない。

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デザイン:永井弘人

記事作成者
永井 弘人 アトオシ / ディレクター・グラフィックデザイナー
永井 弘人の顔写真
「ロゴマークを軸とした展開。」というコンセプトにて、飲食店・物販店・企業等、ブランディングを中心としたグラフィックデザインを制作・展開。「日常とデザインを拡げる」をモットーに、デザイナーではない人に、デザインの新たな楽しみ方を提案中。グッドデザイン賞受賞、日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク賞受賞、著書「デザイナーになる。」(MdN)執筆・出版等。
 
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