永井弘人(アトオシ)

 

アトオシに依頼をしてくるクライアントは、自分が経営する会社であったり、生み出した商品やサービス、はたまた自分自身に対して「ブランド」を取り入れようとする人たちです。

彼らには、理念があり、哲学があり、目指すものがある。その思いにはブレがなく、とても切実で、ある種の迫力があるといいます。

まずはしっかりとしたヒアリングから入ります。大事なことは3つ。
その対象に込めた想い、目的、第三者にどのように感じて欲しいのか? これらをすべて語ってもらうのです。
経営者に近い立場の人たちの話が聴けることは、とてもエキサイティング。それもこの仕事の面白さのひとつのようです。

ヒアリング内容をもとに、はじめに行うことは、コンセプトメイキング。
「一言で言うと何なのか」。シンプルな短い言葉に凝縮させていきます。

最初は発散させるステップです。それに似合った言葉、連想される言葉、つながっていく言葉など、思いつくワードを色々と出し、手を止めることなく紙に書き留めていきます。

一通り出し尽くしたら、今度はそれをじっくりと眺めます。
すると、そこから光る単語が現れてくるといいます。2つか3つの言葉を組み合わせてコンセプトにすることが多いそうです。

コンセプトは、書き出している間にも「こんな印象、こんな雰囲気ではないか?」と見えてくることがあり、この作業を通して、再確認したり、くっきりさせることでもあると言います。